家庭菜園に肥料はなぜ必要不可欠なのだろう
2021.03.19家庭菜園で育てた野菜が大きく成長し、収穫したものをおいしく食べるというのは、とても楽しいものですよね。家庭菜園を行ううえで、育てる野菜類が大きく健康に育つためには、肥料を適切な場面で適切なものを与えるのはとても大切なことです。
そして家庭菜園で使用する肥料は、いくつかの役割を持ったうえで使用すると効率的にそして確実に野菜の成長を促すことが可能となります。
野菜作りに必要不可欠となる土づくりのためにまずは肥料が必要となります。
土づくりは、野菜が元気に育つ土台作りを目的に行っていきますが、堆肥と言われる腐葉土や牛糞で作られている肥料を土に混ぜることで、土の中にいる微生物が活発になり、土を柔らかくすることができます。その結果、野菜の根の部分の生育や野菜が肥料を吸収するのを助ける役割を持たせることができるようになります。また日本の土は酸性土壌であることが多く、アルカリ性の石灰をまいて、酸性度を調整してさらに良い土づくりを行うことができるようになります。
土で育てられる野菜へ必要となる栄養素を適切なタイミングで与えることでより健康に大きく野菜が育つようになります。野菜の栄養素として必要となるのが、窒素とリン酸、カリウムの3種類で肥料で補うことが可能となるので、肥料はとても大切なのです。