よくある質問faq

  • Q.野菜づくりに適した土ってどんな土ですか。

    A.野菜は、土に根を張り、土から養分や水分、酸素までも取り込んで成長していきます。
    つまり、野菜や植物は葉だけで呼吸するのではなく、土中の酸素も根から取り込んで、取り込んだ酸素を体内で有機物と燃焼させて炭酸ガスを出す―呼吸を行っています。その際に発したエネルギーで土中の水と養分を取り込み、吸収します。
    その仕組みをより効率良く、効果的に行うためには、土の状態、土作りが非常に重要なポイントになってくるのです。

    よく「ミミズがいる土は良い土」と耳にした事があると思います。それはミミズがいることで、固くなった土に空洞ができて通気性が良くなるため、フカフカとした土になるからです。
    これはミミズをはじめ微生物が多く、土を活性化し、植物にとっても「良い土」であることの証です。

    このように植物の根が活発に活動できる、植物が育ちやすい土の条件は、水はけ・通気性・水もちが良いことが重要です。

  • Q.土を見分けるポイントを教えてください

    A.以下の7つのポイントに注目してみてください。

    (1)水はけが良い事
    鉢植え植物に水やりをした時、水は表面に溜まらずに抜けていきますが、問題は鉢底部分に溜まっていないかということです。排水性の悪い土は、本来ならば空気のあるべき場所に水が溜まるため、根が呼吸阻害を起こして、花着きが悪く、根腐れを起こしやすくなります。

    (2)通気性が良い事
    根が成長するためには酸素(空気)が必要です。水やりをすると、水は下の方に移動していきます。移動した後に空気が入って根に供給されます。水が溜まらない土は通気性がよい土で根が張ります。通気性が悪いと、水はけが悪い土同様に、根が呼吸阻害を起こして、花着きが悪く、根腐れを起こしやすくなります。

    (3)水もちが良い事
    植物が成長するためには水や肥料が必要であり、これらは主に根から吸収されています。毎日必要な分だけ養分を与えることは難しいですが、代わりに土が水や養分を一時的に蓄え、必要に応じて植物に供給することになります。また、与えた肥料が水やりや雨ですぐに流れず、土の中にしっかりと保てることが大事です。

    (4)有機物を含んでいる事
    有機質肥料のことではなく、有機物(堆肥、腐葉土)を含んでいる土の事です。有機物自体は肥料成分としての働きは期待できませんが、養分や水分を蓄える、緩衝機能を高める、微生物の活動を盛んにする等、植物にとって有益な作用があります。

    (5)清潔な土である事
    病原菌、害虫や雑草の種子等が混ざった土は、生育に悪影響を与えるため、異物や病害虫を含まない清潔な土が望ましいです。また、土の中に釘やガラスなどの破片などが入っていれば作業中にケガをすることもあります。

    (6)土に適度な重さがある事
    土の重さは土の土台になります。そのため、植物を安定させるためには適度な重さが必要です。あまり軽い土は、水やりや雨の影響で植物の株が動いてしまい、根が張らずに背の高い植物は安定しません。

    (7)酸度が偏っていない
    酸性が強すぎると、特定の養分が吸収しにくくなり、根や株が弱りやすく養分の吸収率が悪くなります。

  • Q.土の役割を教えてください。

    A.食物作りにおいて土はとても重要な存在です。
    食物は、土に根を張り、土から養分や水分、酸素までも取り込んで成長していきます。つまり、野菜や植物は葉だけで呼吸するのではなく、土中の酸素も根から取り込んで、取り込んだ酸素を体内で有機物と燃焼させて炭酸ガスを出す―呼吸を行っています。

    その時に発したエネルギーで土中の水と養分を取り込み、吸収します。その仕組みをより効率良く、効果的に行うためには、土の状態、土作りが非常に重要なポイントになってくるのです。

  • Q.肥料はどんな働きをしますか?

    A.野菜や植物が育つには、土と水だけでなく栄養分が必要となります。その必要な栄養分が不足すると、成長不良になります。
    肥料は野菜や植物が、健康に成長するために与えるもので、野菜の種類によってあたえる肥料も変わってきます。そのため、目的にあった使い分けが大切です。その他にも肥料は、土を柔らかくしたり、酸性度の調整をするための役割も果たしています。

  • Q.自然界では与える必要のない肥料を、庭や畑では与えるのはなぜ?

    A.人が成長するにあたって、お米や野菜等から栄養分を摂取することと同じように、植物も地中に伸びた根から栄養分を吸収して成長していきます。自然界では、動物や昆虫のフンや死骸、落ち葉等が腐って植物の栄養分となります。それによって成長した植物が、再び動物や昆虫のエサになるという循環が行われているのです。

    野生の植物は、わずかな栄養分でも育ちますが、プランターのような限られた土の中や、庭の植物、畑等の手入れのされた環境下では、自然との循環が断ち切られ、植物が育つための栄養分が不足してしまいます。さらに、大きな花や実を付けるように改良された園芸品種は多量の栄養分が必要で、不足すると生長不良になり、花や実も貧弱になります。これを補うために、与えるものが肥料です。

  • Q.肥料の形が違うのはなぜ?

    A.肥料の形が違うのは、肥料効果の早さと使い勝手を考え、色々な形状に加工されているからなのです。
    液体の肥料や丸い粒状の肥料、円筒形の固型(ペレット)肥料や粉状の肥料、どれも全て肥料成分を含んだ肥料です。肥料の形状によって、効果の速さは異なり、液体は、最も早く効果を発揮する肥料です。次に粉状が早く効果を発揮し、その次に粒状やブリケット、ペレットタイプの肥料が効果を発揮します。

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