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私が土の研究に携わることになったきっかけは、20代後半にとある農学博士の先生と出会ったこと。
当時付き合いのあった堆肥メーカーの営業マンから、「この先生に会ってみてくれ」と言われ、お出会いしたことで土づくりに興味を持ち始めました。そして先生から「農家を集めて勉強会を始めないか」と持ち掛けられ「土づくり講演会」をスタートしました。
スタート時は5人だった勉強会メンバーも徐々に増えていき、50名ほどの方にご参加いただけるようになりました。
小松菜農家、いちごのハウス栽培農家様を中心に20年、これまで熱心な農家様に支えられてきました。
農地や農家様は年々減りつつありますが、植物や作物を育てるのに土づくりが重要であることは今後も変わりません。
これまでの土づくりの研究や実践ノウハウを、これからも農家様をはじめ、園芸に興味がある皆さまに伝えていきたい。そんな思いで今も土づくりと向き合っています。
安心・安全に自信をもって栽培し、美味しくて栄養価の高い農作物を安定して生産するためには、健全な土壌を維持して栽培することが大切です。
健全な土壌を維持するためには、物理性・化学性・生物性という互いに関連しあう3つの要素を整えていくことが必要となります。
これらのバランスを整えるはたらきをするのが、粘土鉱物・腐植・微生物です。粘土鉱物により、保肥力が向上し、土の中の微生物も生き返ります。そして多様な微生物のはたらきにより、腐植などをもとにした土の団粒構造ができあがります。
団粒構造の土は小さな粒状の土の集まりです。この粒と粒の間には適度な隙間がたくさんあるため、通気性・透水性に優れています。これに加えて、土の塊に水分や養分を蓄えるため、保水性・保肥性も良好です。また隙間には無数の微生物が棲みつき、さらに団粒構造が発達させていきます。
このようなバランスを保つことで、健全な土壌を維持していくことが可能となるのです。
適度な水分、空気、養分を含み、有害物質や生育阻害要因(高すぎる地下水位、根圏に硬い下層土・・・等)の無い土壌。そして何よりも大切なことは、化学性、物理性、生物性の3要素面からのバランスがとれた土壌です。
今日では、我々人間社会でも健康診断が毎年のように行われるように、農業現場での「土づくり」や「施肥」にも、土壌診断を行ったうえで処方箋を考えることが大変重要となってきております。堆肥等の有機質資材を施用したり、土壌改良剤を撒いたり、施肥設計を立てる等、土壌診断結果をもとに健全な土壌づくりを進めます。
当社では簡易土壌診断から精密土壌診断に至るまで、数社の土壌検査機関との契約により毎年「土壌の健康診断」を推進しております。
会社名 | 有限会社ハーベスト |
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設立 | 平成12年1月11日(西暦2000年) |
資本金 | 300万円 |
役員 | 取締役社長 大藪雄司 |
本社 | 愛知県丹羽郡扶桑町斎藤北屋敷125番地 |
電話番号 | 0587-93-2978 |
FAX番号 | 0587-93-2979 |
info@harvest21.jp | |
資格 | 一般社団法人全国肥料商連合会認定 施肥技術マイスター 登録番号 第 181230471 一般社団法人 ホールフード協会認定 登録番号 WF-1400280 日本カルチャー協会認定 樹医 登録番号 第 14951 号 |
昭和20年10月 | 戦後配給制度下にあった肥料配給所から事業を開始。 |
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昭和25年5月1日 | 肥料取締法が施行され、同年8月、肥料配給規制が廃止されると同時に屋号を「大藪肥料店」と称して愛知県に届出登録。店主大藪規之が個人経営として肥料販売業を開始。 |
昭和59年5月18日 | 地力増進法が施行され、それに基づき「土壌改良剤」の取り扱いを始め現在に至る。また同時に農薬の取扱も始める。 |
昭和60年 | 指導者として農学博士江井兵庫先生を当地に招き、「正しい土づくり」からの実践栽培の勉強会を重ね、その内容を経営基本理念とする。 |
平成2年 | 名古屋北部市場「(株)東進産地開発事業部」からの要請を受け、「小松菜」の周年栽培を推進し「小松菜倶楽部」を結成。 |
平成12年1月11日 | 法人成りを果たし、有限会社ハーベストを設立、現在に至る。 |